平成17年度 第1回 学術大会・研究会のご報告
平成17年11月25日(金)明治大学駿河台キャンパス研究棟4階第1会議室において、平成17年度学
術大会・研究会が「財団法人マンション管理センター」、「社団法人高層住宅管理業協会」のご後援により
行われました。出席者総数は地域マネジメント学会会員、非会員、学生、マスコミ関係者、招待者を含め約
80名、大盛況でした。
《 学術大会 》
大会長:玉田会長、実行委員長:野上副会長、三橋学術編集委員長を中心に開催されました。
13時に大会長である玉田会長の挨拶がなされました。
その後、論文執筆者10名による発表が8分、質疑応答に4分、ひとりの持ち時間が計12分というタイト
なスケジュールの下、司会は事業委員の久保宏之、タイムキーパーはエリアマネジメント特別部会の奈良朋
彦により滞りなく行われました。

テーマは、「経営・管理」、「工学」、「地域マネジメント論」、「社会・人文科学」の4分野です。
発表論文名と執筆者(※は発表者)は次の通りです
・PPS理念の日本への応用について 瀬川昌輝 経営・管理分野
・地方自治体におけるファシリティマネジメント導入手法に関する実践的研究 稲田巡
※上之段功 工学分野
・わが国の基礎自治体における総合都市交通政策の萌芽−中核市の事例をもとに− 板谷和也 工学分野
・自治体における市民協働のマネジメント−横須賀市の市民協働を事例として− 竹川宏子
・地域マネジメント論 学校区における防犯まちづくりの計画手法に関する考察
−市川市・鬼高小学校区を事例として− 山本俊哉 地域マネジメント論
・制振・免振構造の財産保全の有効性に関する考察 大原和之 ※瀧澤章三 工学分野
・鎌倉武士と「大地主義」に関する研究 黒川弘 社会・人文科学分野
・区分所有権の団体的制約の強化と管理組合の役割 長瀬二三男 社会・人文科学分野
・子どもの遊ぶ権利と住環境の整備 野上修市 社会・人文科学分野
・エリアマネジメントの定義の検討と事例から学ぶ課題について
−エリアマネジメント特別部会の中間報告− 奈良朋彦 地域マネジメント論
尚、発表された論文に関しまして、ご興味のある方には、学会誌3,000円、論文集2,000円(送料込み)に
て販売しておりますので、当学会までお申し付け下さい。
連絡先:地域マネジメント学会事務局TEL&FAX:03-5717-1584 e-mail:c-m-g@tokyu-com.co.jp
《 研究会 》
学術大会終了後、30分の休憩を挟み、同じ会場で研究会が行われました。司会進行は、事業委員会副委員
長の飯田太郎でした。

研究会のテーマは「地域コミュニティーと防犯」。講師に当学会の顧問である明治大学理工学部長、向殿政
男と立正大学文学部助教授である小宮信夫氏をお迎えしました。両氏から大変有意義なご講演を戴き、質疑
応答(ディスカッション)が活発に行われました。その後、総評と挨拶が事業委員会委員長の 奥川貴弥よ
りなされました。
《 懇親会 》
研究会終了後、リバティータワー23階レストラン燦にて、久保事業委員の進行の下、懇親会が開催されまし
た。野上副会長の挨拶から始まり、立食パーティで楽しいひと時を過ごしました。